ビジネスリスティング(MEO)とウェブサイト、どちらが重要?

コロナ禍のビジネスにおいて、オンラインでのプレゼンスが重要であることはご存じだと思います。少なくとも76パーセントの消費者は、実際に訪問する前に企業やブランドについてオンラインで調べますし、オンラインが売上の大部分を占めている場合は、この数字はさらに上昇します。

モバイルの普及、マップ、SNS、検索エンジンなどのチャネルの増加により、自社に関する情報は、おそらく何十ものチャネルに掲載されるようになり、それらの自社の情報を一元管理するには、かなりの労力が必要です。

では、リスティング(MEO)とウェブサイト、どのように優先順位をつければよいのでしょうか?リスティングとは、ユーザーが検索エンジンやマップなどで、場所に関する検索を行った際に表示される自然検索結果や検索広告以外に表示される情報の総称です。

お客様が最初に目にするのは、リスティング

答えは、店舗や拠点を展開する企業にとってはリスティング(MEO)とウェブサイトの両方が重要であるということです。
 
多くの企業が、自社サイトのブランディングに注力する一方で、リスティング(MEO)は軽視しがちです。実は、顧客が最初に、そして最も頻繁に目にするのは、リスティングである可能性が高いのです。

2019年のYextの調査によると、リスティングは、企業やブランドが所有するウェブサイト(店舗ページやディレクトリを含む)よりも、平均して2.7倍多く閲覧されることが分かっています。たとえウェブサイトの情報が完璧であっても、同じビジネス情報が、検索サイトやマップ、SNSのリスティングで最新かつ一貫していなければ、顧客は求めている情報を見つけることができません。

ウェブサイトは顧客体験に影響し、コンバージョンを促進

最後に、ウェブサイトの体験は、顧客体験全体において非常に重要であり、コンバージョンを促進する上でも重要です。検索エンジンで顧客が必要な情報を探すのと同じように、自社サイトでも同じような行動を取る可能性が高まっています。顧客が自社サイトで検索したときに、競合他社に移る前に必要な情報や答えを見つけることができるでしょうか?

ウェブサイトとリスティングは連動

結局、リスティングとウェブサイトの両方を通じて、最善の努力をすることが重要です。とはいえ、ビジネス規模やタイプによっても変わります。数カ所の店舗を持つ地元の中小企業で、店舗での販売を行っている場合、インプレッションの大部分(そして訪問数)はリスティングによってもたらされる可能性が高いですし、大規模なeコマース企業の場合はレビューを管理する必要がありますが、投資の大部分は、答えを提供し、より多くのコンバージョンを促進するためのサイト内検索に集中することになるでしょう。

リスティングとウェブサイトは、どちらもオンラインプレゼンスを構成する強力な要素であり、発見を促し、優れた顧客体験を生み出す上で重要な役割を果たすことを忘れないでください。

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