2020年の検索トレンド:消費者の検索行動はより活発に 【年間を通じた顧客の検索の傾向を米国Yextが調査】

※本リリースは、米国 Yext, Inc.が 2019 年 11月21日(現地時間)に配信した英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。

自社ブランドサイト、検索エンジンやマップ、SNSなどの、あらゆるデジタル・サービス上で企業の正しい情報発信を可能にするYext(NYSE:YEXT、日本法人:株式会社Yext(イエクスト)、代表取締役会長兼CEO:宇陀 栄次)は、消費者の過去1年間の検索行動に関する調査を実施しました。今回のデータは米国40万拠点を超える店舗のYext顧客データを基に調査したもので、消費者が年間を通じていつ、どんなタイミングで何を検索し、クリックする傾向にあるかを小売、医療、金融サービス、飲食ビジネスなどの業界全体で明らかにするものです。

主な調査結果は次のとおりです。

  • 消費者の検索行動はますます活発に:Google検索での電話や経路案内、ウェブサイトのクリックなどの消費者のアクションは過去1年で17%増加しました。
  • 検索ユーザーの行動の進化が明らかに:年間を通じた検索における消費者アクションの増加率 17% はGoogle検索インプレッションの増加率 10%を超える結果になり、消費者が探している内容をより速く見つけられるようになっていることが分かりました。検索ユーザーがより具体的な検索クエリを使用することを学びつつあることや、検索エンジンのクエリ理解能力が高まっている一方で、消費者が検索にかける時間が短縮され、企業とエンゲージする時間が増加していることが伺えます。
  • 口コミ(レビュー)の件数は増加傾向:企業に対する消費者の口コミ(レビュー)の件数は増えており、店舗、拠点別の口コミ(レビュー数)は1年間で27%も増加しました。実際に、最も口コミ(レビュー)が急増している業界である金融サービスの拠点当たりの口コミ(レビュー数)は91%増加しています。また、口コミ(レビュー)の重要性に対する企業側の認識も高まり、口コミ(レビュー)への回答数も前年比47%増加しています。

Yextのインサイト・アナリティクス担当シニアディレクターのザヒッド ザカリアは「特定のシーズンに消費者からの人気が高まる業界は当然ながら存在しますが、検索サイト、マップ、SNSなどのあらゆるデジタルサービス上での正確な情報発信を行うことの重要性は、すべての業界の企業にとって、年間を通じて変わりません。自社ウェブサイトの情報からサードパーティの検索サービス上の情報まで、自社の情報をあらゆるチャネルを通して正確に保つことで、企業は、どんなタイミングであれ、自社との取引に関心をもつ顧客の波を捉えることができるようになるのです。」と述べています。

Yextは、年間を通じ、消費者がさまざまな業種の企業のGoogle検索上でクリック(アクション)したタイミングの分析を行いました。その結果、以下の傾向が明らかとなりました*。

  • 1月 | 健康な1年に向けた新年の決意:新年の決意も新しく、また風邪とインフルエンザの流行がピークに達するこの時期、年明けは医療機関の受診と共に始まります。1月の医療機関のGoogle検索上のクリック数は前月比で17%増加しました。
  • 2月 | 家計について考える季節:2月と3月は税務申告の真っ只中。検索からもその傾向が見て取れます。検索する消費者の金融サービス機関とのエンゲージメントは年間平均に比べて最大で11%増加しました。
  • 3月 | オープンハウス:3月は、新居で新しいスタートを切りたい消費者が不動産業者を探し始める季節。2月から5月にかけ、不動産業界のGoogle検索上でのクリック数は平均22%増加しました。各種調査にもある通り、春は家探しや売却が活発になるシーズンのようです。
  • 4月 | 通信会社へのアクセスが減少:秋から見られるスマートフォンの最新モデルへの乗り換えの波も4月までには一段落し、この月には、検索での電話会社や通信サービスプロバイダーのGoogle検索上でのクリック数が前月比14%減少しました。
  • 5月 | 車のメンテナンス:5月は、消費者がメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)のセールの機会を利用し、夏に向けて車のメンテナンスを考える季節。自動車サービスのGoogle検索上でのクリック数が年間平均に対して平均で18%増加しました。
  • 6月 – 7月 | 太陽を満喫:夏期には、劇場、スポーツ会場、ナイトライフを始め、遊びやエンターテインメント関連のGoogle検索が急増。年間平均に対して7月のクリック数は平均で35%増加しました。また、この時期には、夏の旅行需要を反映してホテルのGoogle検索上でのクリック数も最大で年間平均に対して20%増加しました。
  • 8月 | 新学期:学校の新年度が間もなく始まる8月は、保護者や生徒・学生が洋服、学用品やその他の必需品の購入に加え、朝の送迎に備えて車のメンテナンスにも気を配る季節。店舗のGoogle検索上でのクリック数は年間平均に比べ18%も急増しました。また、家庭教師や図書館などの教育サービスへのクリック数も同様に18%増加。自動車サービスのGoogle検索上でのクリック数は年間平均比で21%増に達しました。
  • 9月 | 日常生活に回帰:休暇が終わり、学校や職場へと戻るこの季節、遊びやエンターテインメント関連の9月のクリック数は大幅に減少(年間平均比18%減)し、11月には年間平均比25%減へと落ち込みました。
  • 10月 | 学業に集中:10月までに新学年が本格的に始まり、成績を再び真剣に考える季節に。家庭教師などの教育サービスの検索が増加します。教育カテゴリーのGoogle検索上でのクリック数は9月比およそ10%も増加しました。
  • 11月 | ある物でやりくり:感謝祭の月は、家での食事が増えるタイミング。レストランのGoogle検索上でのクリック数は年間平均に対して13%減となりました。
  • 12月 | 年末年始は家で:12月は、宿泊施設の利用よりも家で家族とホリデーシーズンを祝いたい傾向が強まります。この月を通し、検索でのホテルのGoogle検索上でのクリック数は年間平均比で26%減と低い水準にとどまりました。
  • 12月と1月 | プレゼントとショッピングの季節:12月になるとプレゼント購入も本格化。小売関連のGoogle検索上でのクリック数は年間平均比11%増の水準となりました。年末年始のショッピングシーズンが1月に終わると、消費者が散財に一息つき、貯蓄に目を向ける中、こうしたクリック数は前月比平均およそ25%減となりました。

*2018年8月から2019年8月までの間、Yextは、米国の40万拠点のYext顧客データを対象にクリック数を調査しました。

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