ナレッジグラフの意義とその重要性

ナレッジグラフとは

ナレッジグラフ、「インターネット上にある様々な情報源から収集した情報を用いて検索エンジンの検索結果を拡張するために使用されるデータベース(知識ベース)」のことを言います。 

ナレッジグラフという用語は、Googleなどの検索エンジンに関連して使われる例が多いのですが、その理由は、これらの検索エンジンがさまざまなソースから情報を集約して検索結果を提供するために使うものがナレッジベースだからです。2016年の時点で、すでにGoogleは、ナレッジグラフに700億件の情報が含まれていると発表しましたが、これは氷山の一角に過ぎません。

簡単に言うと、ナレッジグラフは、柔軟かつ双方向的に事実「エンティティ」を格納する脳のような構造化データベースです。 エンティティとは、データベースにデータを出し入れすることのできるオブジェクト、データのかたまりを指します。ナレッジグラフには、人物や作品、場所などあらゆる物事についての事実(エンティティ)が含まれており、それぞれの情報の関係性や属性を認識、把握することができます。

ただ、ナレッジグラフは検索エンジンのためだけのものではありません。Googleとの関連で取り上げられることが多い用語ですが、こうした方法で事実(エンティティ)を保管する脳のようなあらゆる構造に対して使えるものです。 

ナレッジグラフが企業にとって重要な理由とは? 

AIの進歩に伴い、検索エンジンの「スマート化」が進み、拡大を続けるナレッジグラフから導き出した情報でこれまでになく具体的にユーザーの質問に答えられるようになりました。こうした変化が消費者の期待にも変化をもたらし、今やユーザーの検索方法は、具体的に欲しいものや求めているものを尋ねる方法へとシフトしつつあります。これを受けて、企業にも、検索エンジンの特異姓を活用して、こうした多次元的な検索クエリに応えられる能力が求められています。

例を挙げてみましょう。家族でハワイ旅行を考えている人が、「ハワイで家族向けの人気のホテル」という具体的な検索を行ったとします。組織全体からの情報が必要になるため、こうした質問への回答は容易ではありません。この例では、評価(人気の)、メインカテゴリー(ホテル)、ホテルの場所(ハワイの)、タイプ(家族向け)といった要素が検索クエリに含まれています。こうした質問に答えることは、とても重要になってきています。なぜなら、自然言語のフレーズ(質問)は検索数自体は少ないものの、検索結果上位に表示され、コンバージョンにつなげるのがはるかに簡単なためです。実際に、自然言語のフレーズのコンバージョン率は、キーワード単体の場合に比べて2.5倍に上ります

こうした具体的な情報すべてが関連する事実(エンティティ)としてナレッジグラフに保管されていなければ、こうした複雑な質問には答えられません。検索エンジンに「通じる」形で情報を提供するためには、自社の情報すべてを相互に関連づけた形で保管する独自のナレッジグラフを自社で構築する必要があるのです。消費者が検索を行う、あらゆるデジタルチャネルで複雑な質問に答えるには、こうした基盤が欠かせないのです。

そうすることで、自社のナレッジグラフから検索エンジンのナレッジグラフへと情報を提供し、企業はオンライン上の自社の情報を管理、コントロールすることができます。今日のお客様の求める精度の高い答えを自社サイトと検索エンジンなどの外部のデジタルサービスの両方を通じて提供できるようになります。 

 Yextは検索のためのプラットフォームを提供しており、自社のナレッジグラフを構築することができます。詳しくは、ホワイトペーパー「カスタマージャーニーは質問から始まります」をご覧ください。

 

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